室内で育てやすい珍しい観葉植物なら塊根植物!光量・温度・湿度の管理
珍しい観葉植物をお探しなら塊根植物!室内で育てる際の光量・温度・湿度の管理
観葉植物をインテリアに取り入れている方は多くいらっしゃいますが、その中でも珍しい観葉植物として、ユニークな樹形と力強い生命力を持つ塊根植物は高い人気を集めています。塊根植物は自生地の環境と日本の気候が大きく異なるため、適切な育て方を理解することが重要です。
こちらでは、光量不足になりやすい室内環境での育て方や塊根植物に最適な温度・湿度環境、湿度が高くなる梅雨時期の管理方法などをご紹介いたします。
●日光を好む塊根植物の種類と光量不足の対策

塊根植物は、そのユニークな見た目と比較的育てやすい性質から、近年人気が高まっている観葉植物です。日光を好む種類が多く、日光を浴びることで塊根部が大きく育ち、独特のフォルムを形成していきます。
■日光を好む塊根植物の種類
塊根植物の中には、日光を好む品種が多くあります。日光によく当てて育てることで、より元気に育ち、美しい樹形を形成します。日光が不足すると、幹が細くなったり、幹や枝が間延びしたりすることがあります。
日光を好む塊根植物として、以下があります。
- パキポディウム
- アガベ
- オペルクリカリア
- ボスウェリア
など
日光を好む塊根植物は南向きの窓辺に置き、年間を通して日当たりの良い場所で育てましょう。特に、春から秋にかけては直射日光を当てることが成長を促進します。直射日光が強すぎると葉焼けを起こす可能性があるため、真夏はレースカーテン越しに光を当てるなどの工夫をしましょう。
また、風通しの良い場所で育てることも大切です。水やりについては、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。
■光量不足時の対処方法
塊根植物にとって、原産地である乾燥地帯の環境とは異なり、室内では光量不足に陥りやすいため注意が必要です。光量が不足すると、塊根部分が徒長したり、本来の美しい色や形が失われたり、ひどい場合は枯れてしまうこともあります。
光量不足のサインを見逃さないことが大切です。以下のような症状が現れたら、光量が不足している可能性があります。
- 徒長:塊根部分が間延びし、本来のずんぐりとした形状ではなくなる
- 色の変化:表面の色が薄くなったり、艶がなくなる
- 葉の異常:葉が小さくなったり、黄色っぽくなる。落葉する場合も
もしこれらの症状が見られたら、すぐに対策を行いましょう。
最も効果的な光量対策は、植物をより明るい場所に移動させることです。窓際が理想ですが、直射日光に当てすぎると葉焼けを起こす可能性があるため、レースカーテンなどで遮光するか、レースカーテン越しに日光が当たる場所に移動させましょう。
窓際に置くスペースがない場合は、植物育成ライトを活用するのもおすすめです。植物育成ライトは太陽光に近い波長の光を照射するため、塊根植物の生育を助けます。ライトの種類や設置方法、照射時間については、植物の種類に合わせて調整しましょう。
冬場は特に日照時間が短くなるため、植物育成ライトの活用がおすすめです。
また、種類によっては比較的少ない光量でも育つものもあります。もし、室内で塊根植物を育てたいけれど光量が確保できない場合は、耐陰性のある種類を選ぶことを検討してみてください。
定期的に植物の状態を観察し、光量不足のサインを見逃さないようにしましょう。適切な光量を確保することで、塊根植物を健康に、美しく育てることができます。
●室内の温度・湿度管理と塊根植物の関係

塊根植物は、その名のとおり塊状の根を持つ植物の総称で、原産地は主にアフリカやマダガスカルなどの乾燥地帯です。そのため、日本の高温多湿な環境とは異なる生育環境を好みます。
■塊根植物に最適な温度・湿度環境とは?
塊根植物にとって最適な温度・湿度環境は種類によって多少異なりますが、生育期である春から秋にかけては20~30℃を維持するのが理想です。種類によっては30℃を超える真夏日でも問題なく生育するものもあります。
一方、休眠期に入る冬は、10℃以上を保つようにしましょう。品種によっては5℃程度まで耐えられるものもありますが、5℃を下回ると枯死するリスクが高まります。
湿度に関しては、塊根植物は乾燥を好むため、年間を通して低湿度を保つことが重要です。
温度と湿度の管理は、塊根植物の生育にとって非常に重要です。適切な環境を維持することで、塊根植物を健康に育てることができます。
■温度変化への対応と注意点
塊根植物は自生地の環境変化に適応するために、温度変化にも比較的強い植物です。しかし、急激な温度変化は生育に悪影響を与える可能性があります。特に、室内で育てている場合は、暖房器具の温風や冷房の冷風が直接当たらないように注意が必要です。
- エアコンの風が直接当たらない場所に置く:温風は乾燥を促進し、冷房は成長を阻害する可能性がある
- 窓際に置く場合はカーテンなどで遮光する:真夏の直射日光は葉焼けを起こしやすいため注意
- 冬場は夜間の冷え込みに注意する:室内温度が5℃以下になる場合は防寒対策を施す
塊根植物は、品種によって耐寒温度が異なります。たとえば、ペラルゴニウム属は比較的寒さに強い一方、アデニウム属は寒さに弱いため、冬場は暖かい場所で管理する必要があります。それぞれの品種の特性を理解し、適切な温度管理を心がけましょう。
また、温度変化への対応と合わせて、水やりの頻度も調整することが大切です。気温が低い時期は水やりの頻度を減らし、土が乾いてから数日後に水やりをするようにしましょう。
これらの点に注意することで、塊根植物を元気に冬越しさせることができます。
■湿度が高くなる梅雨時期の管理方法
高温多湿になる梅雨は、塊根植物にとっても生育が難しい季節です。塊根植物は乾燥した環境を好むため、過湿による根腐れのリスクが高まります。
水やり
基本的に水やりの頻度を減らし、土が完全に乾いてから数日後、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。水やりの時間帯は、気温が上がり始める前の午前中がおすすめです。
風通し
扇風機やサーキュレーターで風を循環させ、蒸れを防ぎます。窓を開けて換気することも効果的ですが、雨が入らないように注意しましょう。
日当たり
直射日光は葉焼けの原因となるため、レースカーテン越しに日光を当てましょう。
病害虫対策
梅雨時期は害虫が発生しやすいため、定期的に葉の裏表をチェックし、見つけ次第駆除しましょう。
種類によって、梅雨時期に休眠期に入るものもあります。それぞれの植物の特性を理解し、適切な管理を行いましょう。
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鉢と植物専門店 HACHI-8では、光量や温度、湿度に合わせた育て方のアドバイスもご提供していますので、初心者の方でも安心です。さらに、植物を引き立てるおしゃれなオリジナルデザインの作家鉢も多数ご用意。あなただけのとっておきの組み合わせを見つけて、グリーンライフを楽しんでください。
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珍しい観葉植物で室内を彩るなら鉢と植物専門店 HACHI-8
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