HACHI-8鉢展とは
新たな鉢の可能性を見出すため開催しているコンテストです
毎年全国の陶芸家の方からご参加いただいております
2025年のテーマは鉢と植物の巡り合いを意味する「邂逅 (かいこう)」
今年もより多くのご参加お待ちしております
アーカイブ
過去2度開催されたHACHI-8鉢展の最優秀賞作品をご紹介いたします
最優秀賞:幸田大和
最優秀賞:坂川ひかり

Potter Column
その後の作陶活動やビジョンはどのような変化を遂げたのでしょうか
作陶活動への変化はありましたか
安定的に定番のものが売れていく中でオリジナルの次の作品を模索して、模索し生まれた商品がお客様の手にとっていただくビジョンを描くことが楽しみになっています。 新しい釉薬や、新しい土へのチャレンジに取り組めるようになり、その組み合わせの妙を自身のスキルとして蓄積できるようになりました。
HACHI-8は鉢の基本を抑えた上であれば、自由にデザインを作らせてくれます。 その中で売れる鉢はすぐに売れていき、あまり売れない鉢は残るといった経験から リアルなお客様の声を感じることができ、それが自分の次の作品に生かされていく感覚があります。 日夜、自分の作りたいものを作りながら、作陶活動を続けられるようになりました。
制作活動に専念する事が出来るようになりました。
スタッフの方が販売業務はもちろんイベント出店、SNSの発信等を丁寧に行なって頂ける為です。
植る植物がとても格好良いものが多いので、鉢の存在感を出しつつも植物が主役になるように意識するようになりました。
HACHI-8で植木鉢を置いてもらうと、植物と植木鉢を合わせた写真がよくinstagramにアップされるので、自分が作った植木鉢の反応がリアルに伝わってきて非常に臨場感があります 植木鉢は自分が作りたいものをベースに考えるのも楽しいですが 植える植物をイメージしながら作るとまた違った魅力があります。
白い土が一番好きで、よく使用していますが、 焼いた後にどんな色になるのかを楽しみにして色んな土を使用して作陶しています 植木鉢のデザインの自由度の高さを生かして 色味や形を少しずつ変えながら植木鉢を作るのが嬉しいです。
植木鉢は本来は園芸の脇役でしたが、今は主役のように扱って頂ける事もあります。
自分の作った鉢もそのように扱って頂けるので作り甲斐があります。
食器より自由度があり、個々で表現出来るところ。
今よりももっと作陶活動に没頭したい方にオススメです。 例えば今どこかでアルバイトしながら作陶活動をしている方がいるのであれば HACHI-8鉢展はとてもオススメです 入賞することで、継続的に契約もしていただけるので非常に助かっています。
自分の可能性をもっと広げたい、新しい作風を試したい方にオススメです 植木鉢はこれまで陶芸の脇役的な立ち位置だった気がしますが、 最近ではメインと言っていいほどに陶器鉢は人気があります どんな作品が売れるのか、人気が出るのかを試しながら作陶できるので ビジネスとしての感覚もわかるので、陶芸家として今後生きていきたいと思っている方は試してみてもいいと思います。
モノ作りや植木鉢作りが好きな方はもちろん植物が大好きな方に是非おすすめです。
陶芸を始めたばかりの作家さんでも、作品を世に知ってもらうチャンスなので
挑戦をお勧めします。
自分としては代名詞的な鉢を作ってみたいと思っています。 今は色々なデザインの鉢を作っていますが、自分といえばこの鉢!というような アイコン的な役割を持つ植木鉢を生み出すことが今後の目標です 植木鉢の可能性は今後広がってくると思うので、陶芸家としてもっと注力していきたいと考えています。
今は副業として陶芸家をしていますが今後は陶芸家一本でやっていけるようになりたいと考えています。これまでにない植木鉢を生み出してブームになるような作品を作れたら作家冥利に尽きます。
海外で個展をしてみたいです。
今冬はアロカシアやフィロデンドロン等のアロイドにも挑戦しています。
色々な植物を育て、それぞれの植物に合う鉢を作っていけたらと思います。
HACHI-8鉢展は成り立っています。
これからも鉢の可能性を数多くの作家さんと共に
広げていきたいと考えておりますので
皆様是非、ご参加ください。
HACHI-8 岡孝典
