「グリーノビア・小森ローズ」（Greenovia aurea ‘Komori Rose’）は、カナリア諸島原産のベンケイソウ科に属する多肉植物です。
その名の通り、バラの花のように幾重にも葉を重ねたロゼットが最大の魅力。
乾いた大地に咲く“多肉の薔薇”として、世界中のコレクターを魅了し続けています。

【特徴・魅力】

まるで生花のような完璧なロゼット形状。葉の質感はしっとりと柔らかく、ややマットなグリーンが上品です。
気温や日照によって葉色が変化し、時に淡いグリーンからほんのりピンクを帯びることも。
休眠期にはロゼットがギュッと閉じ、まるで蕾のような姿に。その季節ごとの変化も大きな見どころです。

“小森ローズ”の名は、作出者・小森氏による選抜株に由来し、その整ったフォルムと美しい色合いが高く評価されています。

【育て方のポイント】

　• 日当たり：明るい日差しを好みますが、真夏の直射日光は避け、風通しの良い半日陰で管理します。

　• 水やり：成長期（秋〜春）は用土が乾いてからたっぷりと。休眠期（夏）は極力控え、葉が閉じたら断水気味にします。

　• 温度管理：耐寒性は5℃程度。冬は霜を避け、明るい室内での管理がおすすめです。

　• 用土：水はけの良い多肉植物用の土を使用。過湿は根腐れの原因になるため注意。

▼植物サイズ
植物の幅(cm) : 9.5
植物の高さ(cm) : 5