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  • パキポディウム グラキリス Pachypodium Gracilius 象牙宮

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    本日のご紹介はこちらパキポディウム グラキリスと鉢のセット。 丸みのある形と黄色い花を咲かせることが特徴です。 ●グラキリスとは 塊根植物の一種です。ボール状の幹から細い枝が分かれ先端に葉を付かせます。「象牙宮」(ぞうげきゅう)という和名があり、日本でも親しまれているパキポディウムの一種です。  ●パキポディウムとは パキポディウムの仲間は、南アフリカ、マダガスカル原産でマダガスカル固有種が多くあります。基部がまるまると太ったものや、ずんぐりとした棒状の幹をもつものなど、独特のフォルムが人気の植物です。 ●育て方のポイント ○管理場所 春〜夏:暑さに強いため、屋外での管理ができます。年間を通して日当たりのよい場所に置きます。日光不足になると幹が細くなるため、積極的に日に当てましょう。 秋〜冬:落葉し始めたら休眠してきているので休ませます。 なるべく屋内の日当たりのよい場所か温室で管理しましょう。 ○水やり パキポディウムの水やりは少な目です。乾燥を好む種のため、水のやりすぎると根腐れしてしまいます。 夏:雨ざらしでもよいですが、雨の日が長く続いたり、雨量が多い場合は屋根の下へ移動させましょう。冬:休眠期になりますので、断水気味にします。 落葉して休眠に入った株は断水します。完全に断水すると株が弱ることもあるので一か月に1度程、少量の水を与えます。 春:気温が上がり1日の気温が安定してきた頃から少しずつ水やりを再開します。最初は少量のお水から与え、だんだんと量を増やします。   ●植え替えた鉢は? 泥彩が綺麗で、丸いフォルムが特徴的な鉢です。グラキリスの丸いフォルムと鉢の形がベストマッチ。鉢の背か低いため、グラキリスを際立たせてくれます♪

  • 熱烈ファンも多い??!サボテン 兜丸 ランポー

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    本日のご紹介はこちらサボテン 兜丸 ランポーと鉢のセット。 様々な種が存在し、熱烈なファンが多いサボテンです。比較的丈夫で育てやすく、花をつけやすい種でもあります。   ●兜丸 ランポーとは ランポー玉(鸞鳳玉・らんぽうぎょく)は、サボテン科アストロフィツム属のサボテンで、トゲがなく縦に稜線が入った丸みを帯びた幹をしており、幹全体に白く細かい斑点を持ちます。   ●育て方のポイント ○管理場所 春〜秋:屋外でも生育可能。日焼けを起こしやすいため直射日光は避けますが、雨の当たらない日当たりのよい場所で管理しましょう。冬:寒さには比較的強いですが、寒風や霜に注意が必要です。   ○水やり 春秋:土が乾いてからたっぷりと与えてください。ランポー玉は水分過多になると実割れを起こしやすい種のため、冬から春にかけての水の与えすぎに注意が必要です。 夏冬:生育が止まるため、控えめにします。    ●植え替えた鉢は? 伊賀焼きの特徴である、ビートロ釉の緑が綺麗な鉢です。高温で焼かれることにより生まれる、ビードロ釉と呼ばれる緑色は、高温で焼かれた陶器に振りかかる灰がガラス質となって付着したものです。自然に任せるのではなくどのように付着するかを考えた上で焼かれています。色合いや柄共に、どんな植物にも相性のいい鉢です♪ ランポー玉の丸いフォルムと、鉢の柔らかい柄がベストマッチした、可愛らしい組み合わせです。  

  • 私の名前は、エキノフォスロカクタス。

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    本日のご紹介はこちら。 エキノフォスロカクタスと鉢のセット。 よく見ると、美しいさざ波模様を描いている様子がまるで伝統工芸品のようなサボテン。 ●強刺五刺玉とは 名前の通り5本の刺が特長的なサボテン。中刺は上に向かって伸びていて、とっても勇ましい!たくさんの種類があります。   ●エキノフォスロカクタスとは 玉強刺類の一種で、サボテンの中でも最も立派な棘をもちます。北アメリカやメキシコの強い日差しや極度に乾燥した空気のもと自生しています。大型に育つものが多くサボテンの代表格のような雰囲気を匂わせます。 エキノは「棘のある」フォスロは「小さな溝」を意味しています。    ●育て方のポイント ○管理場所 通年:雨の当たらない風通しの良い場所 2~4月:直射日光の当たる屋外、5℃以下の場合は日当たりのよい室内 5~10月:戸外の日当たりのよい所 11~2月:温室か5℃を切ったら日当たりのよい室内 ○水やり 3~4月:土が乾いたら普通の量を5~6月半ば:多めに6月半ば~8月:土が乾いたら普通の量を9~10月:多めに11月:月2回程度12~3月:月1回程度 日光を好むので、春秋は特に直射日光下に置いてあげてください。昼夜の寒暖差を激しくすると良い棘が出ます。湿度が高いと棘にカビが生えることがあるので注意。   ●植え替えた鉢は? 白×金の、とってもクラシックな鉢。金色にはゴールドを含む釉薬が使用されており、光が当たるととても綺麗です。サボテンの緑と鉢のカラーのコントラストがかっこいい組み合わせ。エキノカクタスの特徴的な縦線と、鉢の柄の縦線がベストマッチ♪

  • アガベ レッドキャットウィーズル Agave titanotaRed Catweezleとは

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    本日のご紹介はこちらアガベ レッドキャットウィーズルと鉢のセット。一番の魅力は、なんといってもアガベにはあまりない、赤みを帯びた株姿。しっかりと日に当てることによって株全体が通常のチタノタに比べ赤みを帯びてきます。   ●レッド・キャットウィーズルとは アガベは、メキシコ中央部で標高1500mの都市オアハカのあたりに自生し、現地でも様々なタイプ違いが存在します。その中で特に株全体の赤みが強いタイプを繁殖させて作られたのが、レッド・キャットウィーズルです。赤色を帯びることで、特徴である荒々しいノギがさらに際立ちます。   ●育て方のポイント ○管理場所 4〜12月:日当たりがよく風通しの良い雨除けのある屋外で管理。1〜3月:霜に当てると株が傷んだりすることもあります。寒風や霜が当たらない、日当たりのよい軒下や窓辺などで管理。    ○水やり 1〜3月:1ヶ月に1回軽く(冬季の水やりはほぼ不要)4〜6月:土が完全に乾いてからたっぷり。盛夏の水やりは、夜か早朝に。日中は鉢の温度が高く、根が蒸れやすくなる。7〜9月:土が乾いてからたっぷり。10〜12月:土が完全に乾いてからたっぷり。   ●植え替えた鉢は? 金、銀、紫、白色の、可愛らしさと上品さが感じられる鉢。金にはゴールドを含む釉薬、銀にはプラチナを含む釉薬が使用されています。アガベにはシックな鉢はもちろん似合いますが、あえて金の入ったゴージャスな鉢と合わせることで女性らしさを感じられる仕上がりに。また、小さく育てたレッドキャットウィーズルは、こじんまりした可愛らしさを楽しんでいただきたく、あえて小さな鉢に植え替えました♪  

  • アガベ チタノタ 白鯨を鉢に植え替えてみた。

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      ●アガベ チタノタ 白鯨とは “白鯨”はアガベ チタノタの園芸品種です。チタノタと言えば「白鯨」というほど、人気のある品種です。 白鯨の特徴 特徴はやはり白く長いイカつい棘、そして厚みのある葉です。ボール状に育てることでイカつい雰囲気が出てきて、かっこよさがぐんと引き立ちます。 ●アガベ チタノタ 白鯨の管理方法 5℃を下回ってくると調子を崩してしまったり、成長が止まる可能性が高くなるので、冬の寒さが厳しくなってきたころには屋内管理してあげましょう。   ●植え替えた鉢について このアガベ チタノタ 白鯨を植えた鉢は、クリームベースにゴールド・シルバー・ブラックのラインが稲妻のように描かれています。白鯨のボール型の形状・鋸歯との相性がいいと思いチョイスしました。もっとボール上になっていくと鉢との一体感が増してかっこよくなってきそうです!        

  • サボテン 晃山ってなんだ?

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    HACHI-8のオンラインショップで現在販売しているこちらの晃山と鉢のセット。 一見するとサボテンに見えないですが、晃山は四方に伸びた腕から伸びる無数のトゲが特徴のサボテンです。 腕のように伸びた部分は、疣(イボ)と呼ばれています。 ●晃山とは レウクテンベルギア 晃山は、高山性のサボテンです。 メキシコの標高1,000mを超える山岳地帯で自生しています。 そのため、耐寒性に優れていて比較的育てやすい品種です。 他のサボテンと同様に仔株も生えてきますが、極めて珍しいと言われています。 刺はあまり鋭くないため、繊細な印象がありますが、年数が経つごとに株の塊根部が幹立ちし、風格が増すのが特徴です。 アガベに似ていることから、英語名ではアガベカクタス(Agave Cactus)と呼ばれています。 ●育て方のポイント 通年:日当たりのよい場所で管理します。梅雨~9月半ば:しっかりと風を与えてあげましょう。冬季:耐寒性はありますが、凍結や霜は株を傷めてしまうため注意してください。日差しが強い日は、日焼けしないように遮光してあげるといいでしょう。成長期は、春から秋なので土がしっかり乾いたらたっぷりと水を与えます。冬は断水気味に管理しましょう。       ●植え替えた鉢は? ブロンズカラーが絶妙にアンティークな雰囲気を醸し出しています。晃山のマットな質感と相性が抜群です。鉢としては大きくはないですが、存在感があります。 晃山の他にも、アガベの仔株や、ホリダとの相性も良さそうです。